11日の日経平均株価は、前場は円安と押し目買いで株価は上向き、後半はトランプ次期大統領の会見待ちで動きは鈍く、前日比63円23銭高の1万9364円67銭と4営業日ぶりに反発。前場終値1万9370円86銭(前日比69円42銭高)近辺で小幅もみ合いが続いた。東証1部の出来高は19億4433万株、売買代金は2兆1801億円。騰落銘柄数は値上がり996銘柄、値下がり863銘柄、変わらず145銘柄。市場は、後場はほとんど動きがない。トランプ次期米大統領の会見待ちで、何を発言し、市場がどう解釈するかを見極めたい。会見は日本時間12日午前1時からで、それを消化したNY市場の動向、とりわけドル・円の反応が注目されるとトランプ会見がすべてのようだ。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、トランプ次期米大統領の会見を今夜に控えて様子見姿勢となる中、1ドル=116円近辺でこう着感が強まった。午後5時現在は116円06~06銭と前日比2銭のドル高・円安だった。始まり、ドル円は115円80銭台で推移した後、一時的に売られて115円60銭台に下落した。その後は国内輸入企業のドル買いを交えつつ正午前に116円20銭台に乗せた。買い一巡後は伸び悩み、午後はトランプ氏の会見を前に積極的な売買は手控えられ、116円近辺を中心とした小動きとなった。今夜のトランプ氏の会見については、直接的なドル高けん制をしなければ市場に(ドル高を)容認したと受け止められ、ドル買いが進むそうだ。保護主義的な発言が出た場合は、米国の輸入物価上昇を受けた米金利上昇への思惑からドルは大幅に下落しないそうだ。
手持ち銘柄は今日はすべて値を上げている。ただ、上げ幅は大きくはない。IHIが2%台、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが1%台、トヨタ、ホンダ、コマツが1%未満の小幅だった。明日の未明にトランプ次期大統領の記者会見があるそうだが、吠えるか、トランプ次期大統領、どうなるかねえ。世界がこんなに関心を示すのは初めてじゃないか。何しろ何をするか分からないからねえ。
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