6日の日経平均株価は、ドル安、3連休や米国雇用統計の発表待ちなどで利益確定に流れ、前日比66円36銭安の1万9454円33銭と続落。東証1部の出来高は18億6189万株、売買代金は2兆3537億円。騰落銘柄数は値上がり1008銘柄、値下がり864銘柄、変わらず132銘柄。市場は、円高が警戒されるが、背景には今晩の米雇用統計への懸念があり結果が待たれる。トランプ氏の米大統領就任までは様子見が続き、日柄調整になると見ていると相場はコロコロ状況が変わりそうだ。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤にショートカバーが入り、1ドル=116円台前半に上昇した。午後5時現在は116円28~28銭と前日比33銭のドル高・円安だった。東京市場の始まりからドル円は調整売りに押され115円付近に値を下げた。午前9時以降は時間外取引での米金利上昇や実需のドル買いに支援されたほか安寄りした日経平均株価が下げ幅を縮小したため116円10銭台まで続伸。買い一巡後は伸び悩み、午後は115円60~90銭台でもみ合った。ドル円は115円付近で底堅さを見せた上一旦低下した米金利が一服したためショートカバーが入ったそうで終盤は116円20銭台へと上昇した。今夜は12月の米雇用統計の発表を控える。足元で米金利が低下傾向の中、結果が市場予想を下回るとドルロングの解消売りが出やすいそうだ。特に市場の注目度が高い平均時給は、前月比0.3%以上の増加が必要だそうだ。
今日は個別でも全部下げている。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%台、IHI、コマツ、パナソニックが1%未満、トランプ次期大統領がトヨタはメキシコの工場建設を止めて米国に工場を作らないと高額関税をかけるぞと言ったようだが、一国の、それも超大国の元首が一企業にこんなことを言うのは例がないだろう。元副大統領がもっと大人になれと言ったようだが、まさにその通り。世界の経済は連動して動いているから一国だけが利益を得ることはあり得ない。米国の先行きも危ないかもしれない。
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