30日大納会の日経平均株価は、円高傾向と利益確定で下げた相場が後半は円が弱含んだことや先物への買いで下げ幅を縮小したが、前日比30円77銭安の1万9114円34銭と3日続落。昨年末終値1万9033円71銭を80円上回り、年間では5年連続で上昇し、1978-1989年の12年連続上昇に次ぐ歴代2番目の記録となった。東証1部の出来高は16億6786万株、売買代金は1兆7125億円。騰落銘柄数は値上がり1071銘柄、値下がり768銘柄、変わらず164銘柄。市場は、日銀のETF買いが入ったと見られるが、東証指値総計では売りが減って買いが増えており、押し目買い意欲は結構根強いようだ。前場に1万9千円割り込んだ後、売りが継続しなかったことも心理的には良かったと言う。


30日の東京外国為替市場のドル円相場は、年末で参加者が少ない中、終盤にかけて持ち高調整の買いが優勢となった。午後5時現在は1ドル=117円08~09銭と前日比72銭のドル高・円安だった。始まり、ドル円はユーロの急伸を受けて116円近辺に急落。午前中は116円10~40銭での動きとなったが、正午すぎに薄商いの中、大口の買いが入ったそうで116円80銭台に上伸した。その後は日経平均株価が一時プラス圏に浮上したことなどに支えられ、116円70銭台でもみ合う展開となった。日経平均が大引けにかけて値を下げたのを受け、116円台半ば近辺まで軟化する場面があったが、売り一巡後は持ち直し、終盤は欧州勢による持ち高調整の買いが入ったことで117円台に乗せてきた。年末で参加者が少なかったことなどを要因にドル円はやや荒い値動きとなった。市場は、欧米時間も手控えムードになるため再び値動きが大きくなる可能性もあると警戒する。


今日値を上げたのはトヨタと三菱UFJ、珍しいが上げ幅は1%未満と小幅だった。下げたのはコマツが筆頭で1%台、ホンダ、三菱重工、IHI、パナソニックは1%未満の小幅だった。年明けの相場は米国トランプ政権次第ということだが、日本の経済政策はどうなんだ。25年もGDP足踏みさせやがって、・・。


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