戦争の惨禍を繰り返さない決意を確認した。
安倍首相は、真珠湾での慰霊のため訪問したハワイで、現地時間28日、1月で任期を終えるオバマ大統領と、最後となる首脳会談を行った。
両首脳は会談で、真珠湾への訪問と、オバマ大統領の広島訪問に触れ、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの決意を確認した。
安全保障関連では、中国の空母の西太平洋への進出について、「中長期的観点からも、注視すべき動向だ」と、両首脳が懸念を示した。
また、沖縄のオスプレイの事故について、安倍首相は、遺憾の意を示したうえで、安全確保と情報提供を求め、オバマ大統領は、緊密に意思疎通していくと応じた。
オバマ大統領の広島訪問と演説の内容もやることも全く一緒なのは何か深い意味があるのかとメディアは詮索するが、外交は相互主義が原則だから最初から事務方が細かく詰めて双方の訪問が同じレベルに収まるよう演出されている。ただ、お互いに戦争の重大な戦跡を訪問し合って同盟関係を深めるのはいいことだし、現状でお互いにとってこれ以上の同盟国はあり得ないだろう。トランプさんがどうするか分からないが、日付変更線から西、インド洋、中東までの覇権を放棄するという決断でもしない限り日米関係は現状通り続くだろう。
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