三菱重工業の宮永俊一社長は、朝日新聞などとのインタビューで、「2018年半ば」としている国産初のジェット旅客機MRJの納入開始時期について「現状をみて、そう簡単なことではない」などと語り、延期する考えを示した。延期は5回目。来月、納期の見直しを発表する方針だ。


MRJは当初、13年に納入を始める予定だったが、設計変更などでこれまでに4回延期した。宮永社長はインタビューで、「機体への評価は国際的にも高い」と強調しつつ、「必要なテストがまだたくさんある。正直言って今の通りやってもなかなか難しい。(来年)1月中には対応を公表したい」と話した。



商用機というのはただ個体性能のいいものを作ればいいというものじゃないからなあ。需要のある時に需要のある場所に需要のあるものを適切に送り込まないといけない。ぐずぐずしているとせっかくの新型機もすっかり鮮度が落ちてしまって他社の後塵を拝することになってしまう。そうならなければいいのだが、・・。


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