茨城県は23日、水戸市南町のイタリア料理店「ビゴリ」でヒグマの肉を使った料理を食べた20~50歳代の男女15人が、発疹や発熱などの症状を起こしたと発表した。
熊肉から寄生虫の旋毛虫が見つかり、症状とも合致することから、水戸保健所は食中毒と断定し、「ビゴリ」を同日から当分、営業禁止処分とした。患者は命に別条はないという。
県によると、旋毛虫による食中毒発生は国内で35年ぶり。
提供された料理は熊肉のロースト。北海道で捕獲されたヒグマの肉を仕入れた常連客が、調理した上で店に持ち込んだという。11月下旬から12月上旬にかけて、ほかの客や経営者ら27人が食べ、15人が医療機関を受診したという。
クマでもシカでもイノシシでもタヌキでもアライグマでも食ってもいいけどちゃんと火を通して食いなさい。日本人はむやみと生をありがたがるが、四つ足の生は危ない。特に野生動物はどんな寄生虫がいるか分からない。昔、猟友会か何かがシカ肉の刺身とかを持ってきた。みんなありがたがって、「うまい、うまい」とニンニク醤油か何かで食っていたが、「そんなもの生でよく食うな」と思って見ていた。魚の刺身は食うが、一説によれば魚の生もアニサキスとかいろいろ危ないらしい。ちゃんと火を通して食いましょう。ところで旋毛虫は冷凍しても死滅するそうだが、・・。
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