21日の日経平均株価は、相対的に利益確定傾向が強く先物にも売りが出て、前日比50円04銭安の1万9444円49銭と反落。東証1部の出来高は21億249万株、売買代金は2兆4195億円。騰落銘柄数は値上がり471銘柄、値下がり1417銘柄、変わらず113銘柄。市場は、昼の立ち合い外バスケット取引でまとまった売り決めとなり、利益確定売りの動きをにらんで先物に仕掛け的な売りが出た可能性がある。ただ、追随する動きはほとんどないようだ。当面は利益確定売りと押し目買いが交錯し、高値もみ合いになるのではないかと見ているようだ。


21日の東京外国為替市場のドル円相場は、連休を前に持ち高調整目的の売りが優勢となり、1ドル=117円台半ばに下落した。午後5時現在は117円59~59銭と前日比30銭のドル安・円高だった。始まり、東京市場でドル円は新規取引材料に欠き117円80銭前後のレンジ圏で推移した。堅調に始まった日経平均株価が好感されたほか、国内輸入企業によるドル買いに支えられ、仲値発表後には118円台に浮上。その後は、日経平均の伸び悩みや米金利が時間外取引で低下したことを受けて、117円60銭付近に水準を切り下げた。午後は株価がマイナスに沈んだことを背景に持ち高調整や投機的なドル売りが見られたものの下値では押し目買いが入り117円30~60銭台の値幅でもみ合った。この日は細商いの中、調整主体の値動きとなった。ただ、ドル円は先高感が強いため下げた場面では買われたそうで日米金利差拡大やトランプ次期大統領の政策への期待から底堅く推移したようだ。


今日は上げも下げも小幅に収まっている。上げたのは超優良のコマツと不良債権ホンダで、どっちも1%未満の小幅だった。三菱UFJは変わらず、下げたのはIHIとパナソニックが1%台とやや大きく、トヨタ、三菱重工は1%未満の小幅だった。この辺まで来ると上げもそろそろ限界かなと思う一方でトランプ期待などでまだまだいけるんじゃないかと言う欲も出てそうした異なる気持ちが押し合いを始めるのだろう。年末はもうこのレベルかな。


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