16日の日経平均株価は、ドル高で買いが先行したが、その後売りに押されて凹み、過熱感から売りが出やすかったが、売り込まれることもなく、前日比127円36銭高の1万9401円15銭と9営業日続伸し、7営業日連続で年初来高値を更新した。1万9400円台は昨年12月8日(1万9492円60銭)以来約1年ぶり。東証1部の出来高は23億1008万株、売買代金は2兆9082億円。騰落銘柄数は値上がり1208銘柄、値下がり656銘柄、変わらず134銘柄。市場は、勢いはないが、相場付きは強い。いずれ調整するにしろ、これと言った理由もなく何時どこでどの水準とは言えない状況で止まるまで待つしかないようだと模様眺めのようだ。
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、週末を控えたポジション調整の動きが中心となった。終盤も欧州投資家による売り買いが交錯した。午後5時現在は、1ドル=118円20~20銭と前日比58銭のドル高・円安だった。ドル円は午前9時にかけて買い優勢となり、118円40銭に接近。堅調に始まった日経平均株価が徐々に上げ幅を縮小すると調整売りが強まり一時118円を割り込んだ。仲値に向けて実需筋の買いが入り、118円30銭前後に回復。その後はやや水準を下げ、午後は118円00~20銭前後で推移した。終盤は欧州勢の調整的な売買でもみ合った。14日のFOMCで示された来年の米利上げ回数の見通しが市場予想を上回ったことから足元ではドル買い基調が続いている。前日の海外時間で付けた118円台半ばを抜けると一段と買いが進む可能性があるそうだ。また、年末にかけて実需の取引が薄くなる中、投機筋のまとまった買いが入れば120円を付けるかもしれないなどと一段高の観測も出ているようだ。
今日の持ち株は、上げが三菱重工、三菱UFJのファミリー企業が1%台、ホンダが1%を若干切ったところだった。相場全体の割にはちょっと渋い。一方、トヨタ、IHI、コマツ、パナソニックは1%未満ながら小幅に下げて引けている。今、持ち株全部売り払ったらかなりの儲けになるが楽しみがなくなるからそっとしておこう。相場感覚がないなあ。
日本ブログ村へ(↓)