13日の日経平均株価は、前半ドル安や過熱気味の相場模様に不安感を感じて売りが先行したが、後半は売り買い交錯から先物に買いが入りプラス転換して前日比95円49銭高の1万9250円52銭と6営業日続伸し、4営業日連続で年初来高値を更新した。1万9200円台は15年12月17日(1万9353円56銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は23億1300万株、売買代金は2兆8389億円。騰落銘柄数は値上がり1395銘柄、値下がり493銘柄、変わらず110銘柄。市場は、日銀のETF(上場投資信託)買いが入ったかもしれないが、入ってなければ本当に強い。下がる場面でも全業種が下げている訳ではなく、何かが買われ循環物色が機能している。売り要因は過熱感しかないようなイメージだと相場の強さを強調しているようだ。


13日の東京外国為替市場のドル円相場は、FOMCを前に積極的な売買が見送られるなかレンジ圏での取引となり、終盤にかけては115円台前半でもみ合った。午後5時現在、115円28~28銭と前日比55銭のドル安・円高だった。東京時間の始まりは米金利の上昇一服などを受けてドル売りが強まった前日の海外市場の流れを引き継いで114円台後半で推移した。仲値を経て米長期金利と日経平均株価の持ち直しを背景に115円20銭台に浮上し、その後日経平均がマイナスに転じると昼には一時115円を割り込んだが、午後は再び切り返した株価を眺めて115円40銭近辺まで上昇。終盤にかけては朝方に比べやや下値を切り上げ、115円台前半でもみ合う展開となった。日本時間の今夜から始まるFOMCを控え、全般に様子見気分が強かった。今日の海外市場でも調整売りが出る可能性が指摘されているものの、ドル円の地合いは強く115円を挟んで30~40銭の値動きが居心地の良いところだそうだ。



相場は強いと言う割には今日上げたのはトヨタとパナソニックだけでそれも1%未満の小幅だった。下げはIHIが2%台、三菱重工が1%台と重工系がいけない。ホンダ、三菱UFJ、コマツは1%未満の小幅な下げだった。相場は強いと言うがその理由は何だろうか。投資家の買い気と言うことだろうか。特段経済が盛り上がっているわけdもないようだが、・・。それよりもGDPを何とかしろ。25年も横這いなどあり得ないだろう。


日本ブログ村へ(↓)