12日の日経平均株価は、ドル高や原油高で買いが先行したが、後半は過熱気味の相場を不安視して売りが先行して上げ幅を縮小したが、それでも前週末比158円66銭高の1万9155円03銭と5営業日続伸し、3営業日連続で年初来高値を更新した。1万9100円台は昨年12月17日(1万9353円56銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は29億5550万株、売買代金は3兆3144億円。騰落銘柄数は値上がり1119銘柄、値下がり773銘柄、変わらず105銘柄。市場は、短期的な過熱感があり、調整があってしかるべきだが、あっても日柄的なものにとどまるだろう。基本的に2万円まで高値のフシ目がなく、中・長期的に基調は上と見ているようだ。
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、一時伸び悩む場面も見られたものの堅調な国内株価や米金利上昇を背景に買い優勢の展開が続き、終盤にかけてじり高となった。午後5時現在、1ドル=115円83~84銭と前週末比1円41銭の大幅ドル高・円安だった。東京時間、始まりのドル円は前週末の海外市場で115円台前半まで上昇した地合いを引き継ぎ、115円30~50銭台で推移。日経平均株価が5日続伸して始まると115円60銭台まで強含んだ。ただ、同水準はテクニカル面で当面の上値めどとされていた上、日経平均も伸び悩んだためドル円も上値が重くなり、昼にかけては実需の売りを交えて115円10銭台まで水準を切り下げた。それでも日経平均の持ち直しを眺めて午後は再びじり高歩調に転じ、時間外取引で米長期金利が上昇したことも支援材料となり、終盤には115円80銭台まで上昇した。今日は内外株高や原油高を背景にクロス円経由での円売りがドル買い・円売りを強めたそうで、市場にはこれまでドル円の上値は115円台と見込んでいた向きも買いに転じるなど、ドルの先高観が強まっているそうだ。
相場は続伸だったが、手持ちの銘柄で値を上げたのはIHIだけで1%未満の小幅な上げ、それ以外は全部下げだが、最優良のコマツが3%台の大幅な下げ、三菱UFJが1%台、トヨタ、ホンダ、パナソニックは1%未満の小幅な下げだった。トランプさんが大統領選挙に当選してからドル高、株高になっているが、年末にかけて日経平均が2万に行くのかどうか。トランプリスクとか避けまくっていたのに相場と言うのはよく分からんなあ。
日本ブログ村へ(↓)