9日の日経平均株価は、前場の終値でもみ合った後、先物などに買いが入って上昇、先高期待もあって、前日比230円90銭高の1万8996円37銭と4日続伸。連日で年初来高値を更新した。日経平均先物・オプション12月限のSQ(特別清算指数)値は1万8867円45銭。メジャーSQに伴い、商いが膨らみ、東証1部の出来高は31億3196万株、売買代金は3兆9249億円。騰落銘柄数は値上がり1250銘柄、値下がり606銘柄、変わらず137銘柄。 市場は、来年1月のトランプ氏の大統領就任式まで相場は強いとの見方がコンセンサスであり、メーンシナリオは上。ただし、上昇ピッチが速く過熱感は否めない。来週は外国人投資家も休暇入りとなり、上値も限定されるのではと言う。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、堅調に推移した米金利と日経平均株価を背景に1ドル=114円台前半でしっかりとした値動きとなった。午後5時現在は1ドル=114円42~42銭と前日比79銭のドル高・円安だった。始まり、東京市場のドル円はECBの量的金融緩和の期間延長を受けてドル高が進んだ前日の欧米市場の地合いを引き継ぎ、114円近辺で取引され、仲値発表後には実質的な五・十日に伴う国内輸入企業による買いや時間外取引での米金利上昇、日経平均の一段高を支援材料に114円50銭台まで水準を切り上げた。午後は週末前の持ち高調整の売りが散見されたが、下値は堅く、114円20~40銭台でのもみ合いに終始した。今回決定されたECBの政策については、来年緩和を続ける欧州と利上げが見込まれる米国との金融政策の方向性の違いが意識されたそうだ。市場の注目は、トランプ氏関連のニュースが一服する中、米国の金融政策に集まっているそうで、来週13、14日のFOMCの結果が相場を左右しそうだ。
今日の上げの筆頭は三菱UFJで2%台、その他、ホンダが1%台、トヨタとパナソニックが1%未満の小幅な上げだった。IHIは変化なし。三菱重工とコマツが1%未満の小幅な下落だった。三菱UFJは調子が良いようだから売り払うか。金融株などどうも面白くない。まあ好き嫌いの話の範中だが、・・。
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