30日の日経平均株価は、売り買いが拮抗して買いが入ればすかさず利益確定で売られると言った具合で前日比1円44銭高の1万8308円48銭と小幅ながら3日ぶりに反発。1円少々で反発と言うのだろうか。東証1部の出来高は26億7116万株、売買代金は3兆2492億円と拡大した。騰落銘柄数は値上がり1065銘柄、値下がり791銘柄、変わらず133銘柄。市場は、OPEC総会の結果を気にしているようだ。仮に減産合意に至らず瞬間的な相場のフレがあったとしてもイベント通過の意義は大きい。もっとも週末の米11月雇用統計など次のイベントを控え、ポジションを傾けにくいとやや売り買い決めかねているようだ。
30日の東京外国為替市場のドル円相場は朝方に軟化した後は戻りを試す展開となり、終盤にかけて112円台後半でもみ合った。午後5時現在は1ドル=112円72~72銭と前日比41銭のドル高・円安だった。始まりのドル円は112円台半ばで強含みの展開となったが、午前9時すぎから売りが強まり軟化。国内の短期筋などが下値を攻めたそうだ。ただ、112円付近で底堅さを確認したこともあり、仲値にかけては国内輸入企業のドル買いも交えてやや水準を戻した。午後には国内の短期筋などからストップロスを狙った買いが入り、112円台後半まで上昇。終盤にかけて何度か上値を試す場面も見られたものの113円に接近すると上値は重くなり、112円台後半でのもみ合いが続いた。市場の注目度が高いOPEC総会を控えて模様眺め気分も広がり、午後は総じて方向感に乏しい展開となったようだ。
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