29日の日経平均株価は、売り買い交錯から先物への売りで軟化、それでも下値は限定的で前日比49円85銭安の1万8307円04銭と続落。2日連続安は8-9日以来ほぼ3週間ぶり。東証1部の出来高は19億5601万株、売買代金は2兆3080億円。騰落銘柄数は値上がり824銘柄、値下がり1020銘柄、変わらず145銘柄。市場は、日銀のETF(上場投資信託)買いは入らなかった可能性があるが、底堅い動きだ。これまでの上昇幅を考えれば、押し目のうちに入らないが、TOPIX(東証株価指数)の下落率が小さく全体感としては幅広く押し目買いが支えている印象だと余裕のようだ。
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に欧州投資家の買いが入り強含んだ。午後5時現在は1ドル=112円31~31銭と前日比35銭のドル高・円安だった。始まりの東京市場は米金利の低下を背景にじりじりと値を下げ、午前9時には111円60銭台まで押された。仲値発表後は実需の買いで112円20銭台に水準を切り上げたものの同水準で一旦頭打ちとなった。午後は材料難から112円近辺でしばらくもみ合ったが、終盤は欧州勢の買いで112円30銭前後に上昇した。前日に水準を切り下げていたことでドルを買いそびれていた投資家が買いを入れるのに良い機会になったそうだ。30日にウィーンで開かれるOPEC定例総会に関しては、簡単にまとまりそうもない印象がある。減産目標など具体的な数字を出した上で合意できるかどうかが焦点になるそうだ。
トランプ期待とかで上げた相場もそろそろ調整時期だろうけど上げたのはパナソニックが3%台、これはすごい。そして三菱UFJも1%未満ながらげている。その他は値を落としたが重工系の三菱重工とIHIが1%台、トヨタ、ホンダ、コマツは1%未満の小幅だった。いくらなんでもするすると抵抗なく上げてきた相場もそろそろ調整時期だろう。問題はどこで底を打つかだが、どうだろうか。
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