東京五輪・パラリンピックの会場見直し問題で、国際オリンピック委員会(IOC)と東京大会組織委、東京都、政府によるトップ級の4者協議が29日に行われた。その席で、東京都の小池百合子知事は、懸案となっているボート・カヌー競技会場について、当初計画の海の森水上競技場での実施を受け入れる意向を示した。

 
都政改革本部が提案していた宮城の長沼ボート場については、事前キャンプの場所として活用することを求め、IOCのジョン・コーツ副会長もそれを確約した。

 
小池知事は4者協議の作業部会報告の議論の中で、「宮城の長沼は、即使えるところ。復興五輪というはじめのキーワードを実現するにはといいと考えたが、費用の面、ロケーションの面などから考え、海の森の予定地で進めていくという案を東京は取りたい」と述べた。


先行きの見通しがよろしくないなあ。復興五輪で東北でやりたいなら最後まで頑張るべきだろう。でもなあ、経費の資産からしてもかなり甘かったようだし、支持をバックにすればなんでも通ると言う考えも甘かったんだからこの結果は当然だろう。ただ、一大イベント開催であれもこれもと予算に盛り込むことに一石を投じたことは唯一の成果だったかもしれない。でも何だかあれもこれも見直しと言っているようだが、みんなこうなるんじゃないだろうな。


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