昨日はCB1300スーパーボルドールでは何をどうしても低ミュー路面を安全に走るのは無理だと言う話を書いた。CB1300で低ミュー路面を走行しようとするのはたとえどんな手段を用いても積極的自殺行為だと思う。走れそうな気がしない。
あ、そうだ、補助輪をつけてそれもスタッドレスかチェーンでも巻けばどうだろうか。でもそこまでしてまでどうして低ミュー路面を大型バイクで走らないといけないのかという疑問は当然沸いてくる。
ではどのくらいのバイクなら安全に、あるいは安全ではなくとも何とか走れるだろうか。Youtubeで北海道の郵便屋さんが株を使って器用に圧雪路面を走っているのを見たことがある。この場合のポイントは両足を雪面に擦りながら走ることだと言う。チェーンを使っているようだったが、結構早かった。慣れもあるのだろうけど、・・。
それからカワサキのKDRだかKSRだか125のオフローダーで冬の北海道を走る動画を見たことがある。カブも結構走りそうだ。250になるとかなりいけなそうで何となく危なっかしい。慣れと腕にもよるんだろうけど125くらいまでなら足をうまく使えば結構走れそうだ。しかし凍結路はお手上げのようで動画ではみんなころころこけていた。
うちのクロスカブもそれなりのタイヤを履かせればこの辺の雪道なら結構走りそうだ。バイクで雪道を走るのに最も効果がありそうなのが補助輪、それも油圧かばね圧で上下に可動するものが良い。後輪だけでもいいが前後につければ万全だろう。ちょっとやそっとでは倒れない。
でもちょっと待てよ、そこまでやった乗り物ってバイクなのか。だったらスタッドレス履かせた四輪で走ればいいじゃないか。その方が乗り手の環境ははるかにいいし、・・。
で、結論、雪道など低ミュー路面をバイクで走ることは可能だが、小型のバイクに限
るし、慣れやテクニックも必要だ。しかも乗り手の環境は極めて劣悪で危険なことこの上ない。もっと安全で確実な移動手段があるのだからリスクを取るようなことは止めよう。
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