18日の日経平均株価は前場に値を上げた株価は後場も強気で買い進んだが、売り買いが交錯して伸び悩み、前日比104円78銭高の1万7967円41銭と3日続伸。終値では1月6日(1万8191円32銭)以来約10カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は25億4106万株、売買代金は2兆7241億円。騰落銘柄数は値上がり1333銘柄、値下がり523銘柄、変わらず129銘柄。市場は、円安がフォローになったが、週末事情もあり、短期筋は利益確定売りに動いている。一方、中・長期スタンスの投資家は乗り遅れており、下がれば押し目買いに動くとみられる。為替次第だが、当面は底堅い展開になるのではないかと見ているようだ。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、米長期金利の上昇を背景に続伸した。午後5時現在は1ドル=110円69~70銭と前日比1円69銭の大幅ドル高・円安だった。東京市場の始まりは、海外市場の流れを引き継ぎ、6月1日以来およそ5カ月半ぶりの水準となる110円00~20銭台で始まった。午前9時ごろに小緩んだものの、正午にかけては時間外取引で米長期金利が大幅上昇したことを背景に110円70銭台まで上伸した。トランプ氏と安倍首相の会談が無難に過ぎたことも好感されたようで、午後は利益確定売りや週末を控えた持ち高調整と米長期金利上昇などを支援材料にした買いが交錯し、110円40~70銭台でもみ合った。午後4時すぎには、111円を試す動きが出るなど、相場の地合いは依然としてドル買いが優勢となった。来週も米国の長期金利と株価の上昇が続けばドル円はさらに上値を試すそうだ。一方で米長期金利が低下し始めればドルの上昇ペースが連日速かったので下げ足も速くなるそうで米長期金利の動向には注意を払う必要がありそうだ。
今日はトヨタが2%台としっかり値を上げている。めずらしいことだ。ホンダも1%近く値を上げ、IHI、三菱重工も1%を超えた。製造業は好調だが、三菱UFJは1%台の下げ、コマツ、パナソニックも1%未満だが値を下げた。まあなんだかんだ言ってもまだまだ先は見えないが、米国の景気が上向けばドルが上がって株価も引っ張られて値を上げるだろう。年末は1万8千円を超えているか、1万7千円を割り込んでいるか、さてどっちだろう。
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