17日の日経平均株価は、米株式、特に金融、保険関連などが売られて「トランプ景気」にも一服感が出て売られたが、その後は膠着状態となり、行って来いの前日比0円42銭高の1万7862円63銭と小幅に続伸して取引を終了。東証1部の出来高は23億7012万株、売買代金は2兆4285億円。騰落銘柄数は値上がり1069銘柄、値下がり772銘柄、変わらず144銘柄だった。市場は、今年1月のチャイナ・ショックからの反騰局面の2月1日に付けた戻り高値1万7905円に接近して、「ヤレヤレの売り」に上値を抑えられる格好となった。押し目買いで大きく押すこともなく推移したことから上値を試す場面もありそうと期待もあるようだ。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の「指し値オペ」実施により下値を支えられた後、買いが優勢となった。終盤にかけては時間外取引で米長期金利が低下したため値を下げた。午後5時現在は1ドル=109円00~01銭と前日比44銭のドル安・円高だった。始まりの東京市場は持ち高調整によりじりじりと売られ、仲値発表後には108円50銭台まで軟化した。仲値直後に日銀による初めての「指し値オペ」が実施されると109円20銭台まで急伸したもののその後は売買が交錯し伸び悩んだ。終盤は引き続き日米金利差による買いが続き上値を試す展開となった。日銀の「指し値オペ」については、日銀はいつでも動けるとのけん制やメッセージ性を込めたがドル円への効果は薄かったようで初のオペで一時的なインパクトはあったが市場の反応は過剰だったそうだ。
今日は上げ下げ交々でホンダ、三菱重工、IHIは1%未満ながら値を上げて引けている。一方、コマツは2%台、このところ絶好調の三菱UFJは1%台と値を下げた。その他、トヨタ、パナソニックの元F1コンビも1%未満ながら値を下げて引けている。しかし、今までトランプリスクと騒いでいたのに大統領になると一転してトランプ期待って何だろうねえ。よく分からんなあ。
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