16日の日経平均株価は、市場の買い気が強く売り物がちになるも押し返して値を上げ、終盤利益確定に押されたが、前日比194円06銭高の1万7862円21銭と大幅反発。終値での1万7800円台は2月1日(1万7865円23銭)以来約9カ月半ぶりとなる。東証1部の出来高は27億2666万株、売買代金は2兆8561億円。騰落銘柄数は値上がり1585銘柄、値下がり314銘柄、変わらず86銘柄。市場は、トランプ・ラリーが衰える感じはない。短期的な過熱感はあるが、取り敢えず心理的なフシ目となる1万8千円がターゲットになろう。現地17日の安倍首相・トランプ次期米大統領の会談は形式的なものとみられ、友好的に終わるだろうだそうだ。
16日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、米金利の上昇を眺めて買いが優勢となり、1ドル=109円半ばに上昇した。午後5時現在は109円44~45銭と前日比1円32銭の大幅ドル高・円安だった。東京時間の始まり、ドル円は前日の米国市場の流れを引き継ぎ、109円前後で推移した。仲値発表後は利益確定や国内輸出企業によるドル売り・円買いが出て109円を割り込む場面が見られたが、堅調に推移した日経平均株価に支えられ、概ね109円10銭前後で取引された。午後も取引は多いものの売買が拮抗したことレンジ内での小動きが続いた。終盤になると時間外取引で米長期金利が上昇して上値を試す動きが出て109円40銭台まで切り上げた。欧米時間には10月の米鉱工業生産が発表されるが、12月の米利上げは9割市場に織り込まれているので影響は限定的だそうだ。むしろ、17日に行われるトランプ次期米大統領と安倍首相の会談が重要なテーマで、会談の結果が判明するまではドル円の上値を追う動きは限られそうだと言う。
今日は何と言っても三菱UFJで6%台の上げだった。メガバンク系が買われていると言うが、超不良債権も優良債権化してしまった。金融など面白くないから売り払うか。でもまだちょっと足りないな。それ以外はトヨタが2%台、ホンダ、パナソニックが1%台、コマツが1%未満の小幅だった。三菱重工とIHIは1%台と1%未満ながら下げているのはこのところ上げ過ぎたのだろうか。しかしトランプショックもいい加減で何がリスクだったんだ。相場もその場その場の気分でものを言っているんじゃないのか。
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