環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案などをめぐり、米大統領選でTPP脱退を明言するトランプ氏が勝利したことを受け、民進党執行部から承認案の即時撤回を求めるような発言が相次いでいる。そもそもTPP交渉参加に向けた協議入りを決断したのは、平成23年の旧民主党・野田佳彦内閣だ。自由貿易体制を重視する本来の立場を忘れ、トランプ氏を安倍晋三政権の攻撃材料にするのは本末転倒でないか。

 
蓮舫代表「新大統領に対して失礼にあたるのではないかとも思い、懸念している」

 
野田幹事長「新しい大統領にケンカを売るような話にもなりかねない」

 
蓮舫、野田両氏はトランプ氏が勝利した9日、承認案などの衆院採決を急ぐ政府・与党を批判した。

 
民進党は「今回の交渉で農産物重要5項目の聖域が守れなかった」ことなどを理由に承認案に反対しているが、TPPの理念は否定しない立場。7月の参院選で発表した「民進党政策集2016」にも「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の実現をめざし、その道筋となっているTPPなどの経済連携を推進します」と明記している。

 
トランプ氏はTPPを「米製造業の致命傷になる」と批判するなど保護主義的な姿勢を示してきた。民進党の考えるべき道は、TPPの理念まで消え去りかねない危機への対応であり、「トランプ氏に失礼」などと肩を持つことではないはずだ。


こいつら、本当にバカだな。TPPをどうするかというのは一国の政策に関することで米国と日本が相反する政策を掲げたからと言ってそれが失礼とかケンカを売ると言うことではないだろう。そんなことを言うならそれこそ対米盲従になってしまう。まあグラピンおっかさんの知恵はそんなものだろうけど野田っちまでどうした。とうとうそのレベルにまで引きずり落されたのか。もう一度仙谷大魔神に登場願おうか。


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