8日の日経平均株価は、クリントンやや有利の情勢で前半は値を上げたが、僅差で競り合う2候補の行く末を見極めてからと言う投資家の気持ちから様子見ムードが支配し、前日比5円83銭安の1万7171円38銭と小幅反落。東証1部の出来高は16億5971万株。売買代金は1兆7766億円。騰落銘柄数は値上がり805銘柄、値下がり1055銘柄、変わらず127銘柄。市場は、クリントン氏が勝てば現行経済政策の継続、トランプ氏が勝てば世界的混乱というのが市場のメーンシナリオだが、結果は分からず、積極的なポジションを取れない。明日も午後早い時間に判明するとみられる選挙結果待ちとなる。ただ、全体の結果が判明する前に関連報道を受けて思惑から動く可能性はあると言う。
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、日本時間の今夜に投票が始まる米大統領選を前に取引が手控えられ、104円台前半でのもみ合いに終始した。午後5時現在は1ドル=104円41~42銭と前日比03銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは前日の米国市場の流れを引き継いで104円台半ば、その後は軟化した日経平均株価を眺めて104円30銭を割り込む場面も見られたが、午後は概ね104円30~40銭台で推移。レンジ内でのこう着状態は終盤まで続いた。最大の材料となっている米大統領選を控え、相場は方向感を欠く展開が続いた。米大統領選は最終盤情勢で民主党のクリントン氏が優位を保っていると伝えられているもののクリントン氏が勝利しても共和党が多数を握る議会とのねじれで政権運営に懸念が残るため、ドル円相場が不安定になる可能性があるそうだ。ねじれはいかんなあ。議会にねじれが生じると政治が動かなくなる。
今日は日経平均は小幅下落だったが、手持ちの銘柄はすべて上げた。いいことだ。トヨタ、IHIが1%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは1%未満ながらすべて上げ、まあいいことではある。米国の大統領選挙の結果が出ないと動き辛いようだが、順当な線ではクリントンさんだろう。でもトランプさんが大統領になったらどうなるんだろうと言う怖いもの見たさがないでもないが、・・。
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