政府・与党が8日の衆院通過を断念した環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案をめぐり、国会では与野党の対立が続いた。
与党は10日の衆院通過を目指して再調整を進めているが、民進党などは失言を繰り返した山本有二農林水産相の辞任が採決の前提との立場を崩していない。
自民党の二階俊博幹事長は8日の党役員連絡会で「国会はTPPをめぐり大詰めを迎えている。今週、特に重要になってくるので、政府・与党一体となり、あらゆる事態に備えたい」と述べ、10日の衆院通過を念頭に結束して国会対応に当たるよう指示した。岸田文雄外相は閣議後の記者会見で「協定を承認いただけるよう引き続き説明努力を続けていきたい」と語った。
一方、民進党の山井和則国対委員長は会見で「本会議での新たなる強行採決は認めるわけにはいかない」と与党をけん制。「改めて、大きな障害となっている山本農水相の辞任を強く求めたい」と訴えた。
採決を呑めば数で負けるんだし、民進党としてはそこで抵抗して、採決に持ち込まれたら、またあの「強行採決反対」のプラカードを出してテレビカメラに向けるんだろう。何とか言う農水相もこの時期何度もアホだけど民進党の反対も小学生の学級会レベルだな。
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