菅義偉官房長官は4日午前の記者会見で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐりケニア政府が、ケニア出身の軍司令官更迭に反発し、派遣部隊の撤退声明を発表したことについて「現時点でケニア政府が実際に撤収を開始したという情報には接していない。ケニア政府、南スーダン政府の動向や国連側の対応を注視していきたい」と述べた。

 
また菅氏は、南スーダンPKOに派遣する陸上自衛隊部隊への「駆け付け警護」など、新任務付与の判断に影響するか否かに関しては「ケニア軍が主として展開している地域は、自衛隊が展開する地域とは異なっていて、ただちに影響が出るとは思っていない」とした。


ケニアが正解かもしれない。「これが最終警告だ。退去しなさい」なんて盾を構えて言ってみてもそんな程度で退去するのは日本人くらいだろう。武装集団に抵抗を諦めさせるには圧倒的な武力を示して行うしかない。ソマリアの海賊など機帆船に肩撃ち式ロケット弾、機関銃と自動小銃で米国やロシアの軍艦に向かって行って木っ端微塵に撃ち砕かれていただろう。それでも向かって行くんだから半端じゃない。米軍がソマリアから撤退する時に、「ここにいるのは我々の常識や行動様式を超越した人間たちだ」とか何とか言ったとか、・・。日本の永田町の常識がそういう場所でどこまで通用するのか、そして現場で行動する自衛隊員にしわ寄せがいかないのか、もう一度しっかりと考えるべきじゃないか。


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