世界保健機構(WHO)のタバコに関する統計「WHO report on the global tobacco epidemic, 2013」によると、タバコが原因で死亡した人の数は年間600万人に上り、このまま増え続けると2030年には800万人に達する可能性があるとしている。


今回の統計では、成人の喫煙率、禁煙場所の分布、喫煙者への禁煙プログラムの実施、タバコのパッケージを使用した禁煙啓発、国やマスメディアによる禁煙キャンペーンの実施、タバコの広告規制などの項目で、世界各国の喫煙を取り巻く状況が詳細に分析されている。


それによると、日本の2011年現在での成人喫煙率は20%と一見低い印象であるが、喫煙を取り巻く環境は整備されているとはいえず、世界レベルに遅れを取っていることがわかる。


タバコで年間600万人も死んでいるのか。うーん、第二次大戦後、最も多く人を殺した兵器は自動小銃でその数約100万人、ちょっと古い数字なので今はもう少し増えているかもしれないが、核兵器などはネズミ1匹殺していない。太平洋戦争で亡くなった日本人の数が330万人、そうしてみるとタバコは人類史上最強最悪の大量殺戮兵器か。どんな兵器だろうが薬物だろうが病原菌だろうが、年間600万人も殺しているものは他にはないだろう。毎年、世界で横浜市ほどの都市が2つ消えていく。単純計算だと20年で日本が消滅する。こんな強力な毒物を放置するのは国際社会と国家の怠慢だろう。覚せい剤や麻薬でもこんなに死にはしない。タバコの習慣的依存性も覚せい剤をはるかに凌ぐという説もある。まあ、数値などは指標の取り方でどうにでもなることはなるが、・・恐るべし、タバコ。でもタバコってちょっと気分転換とかストレス解消にはいいものだよ。まあ、健康のためにほどほどに、・・。僕は止めたから、・・(^_-)-☆。


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