1日の日経平均株価は、じり安傾向から為替が円安に動いたことなどで盛り返したが、買い一巡後は伸び悩み、日銀会合を通過したものの大引け後の黒田東彦日銀総裁の会見や現地1-2日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、様子見ムードが続き、前日比17円38銭高の1万7442円40銭と小幅反発だった。東証1部の出来高は19億602万株。売買代金は2兆1094億円。騰落銘柄数は値上がり916銘柄、値下がり911銘柄、変わらず158銘柄。市場は、日銀会合を通過したが、FOMC、現地1日の米10月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数、同4日の米10月雇用統計など重要イベントを控えて小動きとなった。米10月ISM製造業景況指数が良好な内容となればドル高・円安となり、明日の日本市場の追い風になる可能性があると言う。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、商いに決め手を欠き、1ドル=104円台後半で小動きとなった。午後5時現在、104円92~93銭と前日比01銭の小幅ドル高・円安だった。始まり、ドル円は概ね104円80銭台で取引された。午前9時以降は軟調な日経平均株価に圧迫され104円60銭台へ下落したが、その後は好調な中国経済指標を受けて株価が戻りを試したため、ドル円は104円80銭台に買い直された。日銀が正午前に金融政策の現状維持を発表すると一旦104円60銭台に下落したがすぐに買い戻され、正午すぎには104円90銭台へ切り返した。以後は手掛かり難の中、104円70~80銭台で推移し、終盤は米長期金利が時間外取引で上昇したため、104円90銭台に浮上した。ドル円は終日104円台後半で方向感の乏しい展開となった。日銀は金融政策決定会合で現状維持を決めたほか、物価目標達成時期を先送りしたが、市場予想に沿ったものでドル円への反応は限られたそうだ。今夜は、10月の米ISM製造業景況指数が発表される。市場は好調な内容が確認されれば米国の年内利上げに追い風となり、ドル円を支えると言う。
今日はパナソニックが大きく売られた。業績下方修正が嫌気されたようで6%台半ばまで凹んだ。ホンダも2%台まで売り込まれ、その他、トヨタ、三菱重工、コマツが1%未満ではあるが売り込まれた。三菱重工は赤字転落と言うのでもっと売られるかと思ったが、・・。プラスはIHIが2%台、三菱UFJが1%未満でちょっとさえなかった。日経平均はそこそこ行っているんだけど個別銘柄では悲喜こもごものようだ。
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