28日の日経平均株価は、週末要因に加えて米国7-9月のGDP値発表を控え、渋い動きに終始、それでも前日比109円99銭高の1万7446円41銭と反発。終値での1万7400円台は4月25日(1万7439円30銭)以来半年ぶりとなる。リバランス(銘柄入れ替え)売買の影響により商いが膨らみ、東証1部の出来高は26億2881万株、売買代金は3兆1330億円。騰落銘柄数は値上がり1370銘柄、値下がり510銘柄、変わらず105銘柄。市場は、決算をこなしながら、しっかりした足どりだが、上値には慎重な感じだ。ただ、銀行株が上昇し、TOPIX(東証株価指数)主導の展開は悪くなく、1ドル=105円回復で心理的にも楽になってきたと期待を寄せているようだ。


28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に欧州勢の買いが強まり、一時1ドル=105円40銭台まで上伸した。午後5時現在は105円26~27銭と前日比65銭のドル高・円安だった。東京市場のドル円は約3カ月ぶりに105円台に乗せた海外市場の流れを引き継いで始まったが、同水準は国内輸出企業や短期筋の売りの目安になっていることから午前中は上値が重かった。それでも午後3時過ぎには堅調な日経平均株価を受けて7月29日以来となる105円40銭台まで水準を切り上げた。米長期金利が時間外でも強含みで推移していたこともドル円の支えになった。しかし、終盤は欧州株が小反落したことでやや伸び悩んだ。週末を控えた調整売りや来週予定されている経済指標発表前の様子見姿勢もドル円の頭を重くしたようだ。米国時間には7~9月期米GDPが発表される。市場予想2.5%に対して2%を下回らなければネガティブな反応は抑えられるそうだ。予想より良ければ12月米利上げの確実性が強まり、長期金利も上昇するそうだが、数値が修正されることもあるので注意が必要だそうだ。


今日は手持ちの株価は全部上げた。目出度い。三菱重工が2%台、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが1%台、トヨタ、ホンダ、IHIが1%未満の小幅だった。こうしてきれいに全部上げると言うのは珍しい。いいことだ。


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