27日の日経平均株価は、前半は値を上げて17,400円台をクリアするかと思われたが、買い進む材料もなく、戻り待ちの売りが優勢となり、前日比55円42銭安の1万7336円42銭と4日ぶりに反落して取引を終了。東証1部の出来高は17億120万株、売買代金は1兆9449億円。騰落銘柄数は値上がり909銘柄、値下がり927銘柄、変わらず146銘柄だった。市場は、日経平均は14日の安値(1万6727円)から26日の高値(1万7391円)まで660円強上昇。前日比で下げたのは21日の50円安のみだったことから、過熱感を冷ます良い調整と受け止めているようだ。


27日の東京外国為替市場のドル円相場は、堅調に始まった後は売りに押されたが、終盤にかけて買い直された。午後5時現在は、1ドル=104円61~61銭と前日比44銭のドル高・円安だった。始まりからドル円は買われ、午前9時すぎに104円70銭近辺を付けた。仲値後に日経平均株価がマイナス圏に沈むとドル円も104円30銭台に軟化。午後は早期の米利上げ観測やドイツ銀行決算が事前予想に反して黒字だったことが材料視されてじり高となり、再び104円70銭付近まで買われた。しかし、一段の買いは入らず、上値は限られた。このところドル円は米利上げ観測の高まりや原油価格の安定推移を背景に下値が堅くなっている。日米の主要経済指標の発表や金融政策決定会合などが28日以降に相次ぐため、市場は来週は本格的に105円を試す動きが目立つだろうと言う。本日の欧米時間は英国の7~9月期GDPが注目されるそうだ。


今日は株価は下げた割にはトヨタ、ホンダ、コマツが1%未満の下げだったが、IHIが3%台と反発したほか、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが1%未満ながら値を上げた。このところ株価がじりじりと上げるがこれと言った理由はないようだ。このまま17,500円くらいで落ち着いてくれるといいのだが、・・。


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