21日の日経平均株価は、前場はやや上げ状態だったが、後場は円高傾向や鳥取地震などで軟化、終盤先物への売りが出て、前日比50円91銭安の1万7184円59銭と6営業日ぶりに反落。週末要因や直近連騰による短期的な過熱感もあり、利益確定売りが出やすかった面もあるそうだ。東証1部の出来高は18億2750万株、売買代金は2兆320億円。騰落銘柄数は値上がり723銘柄、値下がり1117銘柄、変わらず145銘柄。市場は、鳥取の地震の影響もあろうが、前日に5連騰して約半年ぶりの高値水準にあっただけにポジション調整売りが出やすい。目先の需給関係で動いたとも言えるが、来週は決算にらみの動きが一段と強まって来るだろうと言う。
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高などを背景に堅調に推移していたものの、午後に中国地方で起きた地震を受けてドル売り・円買いが強まり、終盤にかけては103円台後半の安値圏で推移した。午後5時現在は、1ドル=103円84~84銭と前日比12銭のドル高・円安だった。始まりからドル円はやや買われ、104円10銭前後に水準を切り上げ、昼にかけては株高や対ユーロでのドル買いにサポートされ、一時104円20銭近辺まで上昇した。しかし午後に中国地方で起きた地震を受けてリスクオフのドル売り・円買いが広がったことで一時103円70銭台まで下落。終盤に104円付近まで買い戻される場面も見られたが、同水準では上値重く推移した。午後のドル円下落については、白井さゆり前日銀審議委員が講演で金融緩和の効果に否定的な発言をしたと伝えられたことも売り圧力となったらしい。年内の米利上げ期待に加え、対ドルでユーロやポンドが売られているそうで、来週以降もドル円は底堅い展開が続くそうだ。
今日はもっと大きく下げるかと思ったが、そうでもなくなかなか底堅い展開だったようだ。もっとも底など何時抜けるか分からないのが相場なんだが、・・。今日値を下げたのはトヨタが1%台、ホンダとパナソニックは0.1%にも満たない微々たる下げだった。結局値を落としたのはトヨタだけと言うことになる。逆に三菱重工、IHI、三菱UFJ、コマツは値を上げているが、これももっとも上げたのが三菱重工の0.7%台でIHIが0.3%台、三菱UFJが0.1%台、コマツは0.1%未満とこまい数値だが、それでも上げたに越したことはない。結局、材料もなく様子見だが、週末調整と買い疲れと言ったところだろうか。
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