政府は14日、アフリカ・ソマリア沖のアデン湾で海賊対処活動に従事している海上自衛隊の護衛艦の態勢を2隻から1隻に縮小する方針を固めた。

 
複数の政府関係者が明らかにした。海賊事案の減少を受けた措置で、減らした1隻を北朝鮮や中国への警戒監視活動で活用する考え。11月にも態勢変更を閣議決定する。

 
海自は2009年3月から護衛艦2隻とP3C哨戒機2機をアデン湾に派遣し、各国の部隊とともに警戒にあたってきた。海賊事案は、ピーク時には年間200件以上発生していたが、15年にはゼロとなり、今年も6月までで1件にとどまっている。


海自も護衛艦のやり繰りは火の車で1隻でも多く欲しいところだろう。海賊も減っているのでそっちを間引いて南西方面の警戒に回すのは当然だろう。尖閣諸島などは海保の存在はいやと言うほど報道されているが、その外側で海自と中国海軍が静かなにらみ合いを続けていることは報道されない。護衛艦も護衛艦隊と地方隊を合わせて64隻くらいは欲しいよなあ。もっとも乗せる人間がいればの話だが、・・。


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