民進党の蓮舫代表は15日で就任1カ月を迎える。代表選に圧勝して「提案路線」を掲げたが、空回りする場面も目立ち、求心力を維持できるかどうかが問われそうだ。


「まだ確たる手応えがあるとは思わない」。蓮舫氏は13日の記者会見で提案路線について語った。「批判ばかり」(自民党幹部)という党イメージを払拭(ふっしょく)するのが目的だが、国会論戦では安倍晋三首相から「逆提案」される場面もあり、消化不良が続く。

 
対決姿勢で臨んだ5日の参院予算委員会では自民党憲法改正草案の不備を指摘したが、首相に「答える立場にない」などとかわされ、「逃げないでください」といら立つ場面もあった。後見役の野田佳彦前首相を幹事長に起用した「身内重視」の人事への不満は残り、党内から「目立った成果はない」(ベテラン)との批判が漏れる。

 
ただ、民主党政権時代の事業仕分けで活躍した高い知名度は健在で、「街頭に立つと多くの人が足を止め、耳を傾ける」(江田憲司代表代行)との評価もある。民進は14日に「税金無駄遣い解消プロジェクトチーム」の設置を発表。「蓮舫カラー」の打ち出しを急ぐ。


選挙互助会民進党としてはレンホーさんの政治的なセンスや統率力よりも広告塔としての票集め能力に期待して代表に選出したんだからその意味では起用は当たっているんじゃないの。


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