沖縄本島地方に発表されていた特別警報はすべて解除されたが、沖縄地方と奄美地方では今夜はじめ頃にかけて、引き続き高波に厳重な警戒が必要だ。また、5日にかけては、西日本を中心に海上では猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなる見込み。また、台風の接近に伴って活発な雨雲がかかるため、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫、土砂災害、高潮にも合わせて警戒が必要となる。

 
4日午前5時現在、猛烈な勢力の台風18号は久米島の北北西100キロ付近を北上している。中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は75メートル。
 
台風は今後東シナ海を北上し、今夜には九州の西海上に達する見込みだ。その後は進路を東よりにかえて、暴風域を伴ったまま5日にかけて日本海を進み、西日本から東日本に接近する見通し。


暴風・高波・高潮
 
台風は沖縄地方から離れつつあるものの、引き続き海上では非常に強い風が吹いており、海は大しけとなっている。沖縄地方では昼過ぎにかけて、奄美地方では今夜にかけて大しけの状態が続く見込み。九州南部と九州北部地方では今夜遅くから5日にかけて大しけとなり、九州北部地方では、5日未明には猛烈なしけとなる見通し。また、九州北部地方では今夜に、九州南部でも5日明け方には暴風となる見込み。


■5日にかけて予想される最大瞬間風速
 
   九州北部        50メートル
 中国地方        45メートル
 沖縄、四国、近畿、北陸 35メートル
 九州、四国       30メートル
 
■5日にかけて予想される波の高さ


 九州北部     10メートル
 沖縄       8メートル
 九州南部     7メートル
 奄美、中国、近畿 6メートル

 
また、台風が接近する西日本では5日にかけて、九州北部地方を中心に潮位の高くなる所がある。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒が必要だ。


大雨
 
南西諸島から東日本の広い範囲で5日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、
局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。


■5日の明け方まで予想される雨量(多い所)

 九州南部   150ミリ
 九州北部地方 120ミリ
 奄美地方   100ミリ
 
さらに6日の明け方までの24時間に、九州北部、四国、近畿、東海で100から200ミリ、北陸で100から150ミリ。

 
南西諸島から東日本では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも合わせて注意が必要となる。


日本の気候は間違いなく変わった。「これまでにない災害が発生する恐れがある」と沖縄に特別警報が出たが、これからはスーパー台風、時間雨量100ミリ、これが当たり前になるだろう。夏の期間は5月から9月、10月になってやっと秋の気配、秋は12月まで、冬は1月、2月、春は3月、4月、こんな感じだろうか。夏の期間は概ね1年の半分になる。日本の近海でも台風が発生し、中心付近の気圧が900HP以下のスーパー台風が年間数個来襲する。温暖化で地球が崩壊するというが、崩壊するのは人間の文明の方で人間がいなくなれば地球はまたすぐに復活する。自分たちの頭の上に爆弾を落とすようなことは控えるべきじゃないのか。


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