このところ台風が続けざまに上陸するなど雨ばかり降っている。それも普通の雨ではなくて時間雨量80ミリだの100ミリだのと言うバカ雨でこんなことは過去にはあまりなかった。第一、台風が日本の近海でぼこぼこ発生して行って来いしているうちに発達するなどあり得なかった。
大体、台風が発達するのは沖縄以南の海域であってそれよりも北では衰えたものなのに最近は大型、超大型に発達する。こんなことは今までなかったことだ。日本の気象は間違いなく変化している。山間部や河川の周辺い居住してはいけない。
で、台風10号が通り過ぎたと思ったら今度は12号で今日から1週間天気予報は雨マークばかりだ。今日も晴れてはいるが、午後から雨と言うのでバイク通勤はあきらめた。
8月の末にバイクで能登半島を往復しようと企んだが、台風と言うことで中止した。今月は中旬に同じコースでのロングツーリングを企んでいる。今年はロングツーリングは3回行っているが、あと2回くらい行きたいと思う。9月に1回、10月に1回、そんなところかなと思う。
出かけてから出先で雨に降られるのは、「やむを得ない」と諦めもつくが、最初から降ると分かっているのにバイクで出かけるのも癪に障る。1回、雨の中を出かけて行ったことがあるが、その時は天気予報で西から雨が上がると言う確証があったからで、事実、名神養老サービスエリアで雨が上がった。最もその時は雨衣のフラップの処理を怠ったので財布に水が入り、中が濡れて大変だったが、・・。
雨衣も完璧に装着すればいいのだが、ざっと着ただけだとあちこちから水が漏れる。今年の冬に雨の中バイクの点検に世田谷まで行った時も裾の処理を忘れてシューズに水が入り、凍りそうに寒かった。山歩きだと登攀でもしていない限り、何時でも雨衣の不具合を直せるが、バイクだと走り始めてしまうとそうそう簡単には直せない。高速などではなおさらだ。
雨衣で防水性能が最も高いのはゴム引きナイロンで価格も一番安い。ゴアテックスなどの透湿素材は値段はバカみたいに高いが、防水性能ではゴム引きナイロンにかなわない。山歩きなどではどんな素材だろうとどのみち汗で濡れるので同じことだ。違いは着た時にさらっとした感じがするか、ムッとしけった感じがするかそれだけだ。あ、それから干す時はゴム引きナイロンは裏返して干さないと内側が乾かない。で後は変わらない。
山をやっていたころに、「どうせ濡れるんだから」と帽子をかぶって雨の中をそのまま歩いていた豪の者もいた。山の雨衣はどちらかと言うと濡れた時の防寒が主目的のように思う。
バイクは体を動かすわけではないので雨衣はゴム引きナイロンが最も防水性能が高いのでそれに越したことはない。値段も安い。WMブランドだと5千円くらいだ。サイズは少し大きめがいいだろう。大体、雨衣なんかいくら高いものを買ってもできれば使いたくはない。ツーリングの話から雨衣の話になってしまったが、9月の中旬以降はさわやかな秋晴れを期待したい。バイクで遠くに行きたい。
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