23日の日経平均株価は、薄商いの中、円高が響いて、前日比100円83銭安の1万6497円36銭と反落した。東証1部の出来高は15億8254万株。売買代金は1兆8181億円。騰落銘柄数は値上がり657銘柄、値下がり1196銘柄、変わらず120銘柄。市場は、薄商いのなかで為替相場の動きを受けて上下した。今週は週末の米ジャクソンホールでのイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えて積極的に動けない。様子見ムードの中で為替相場をにらんで動く展開が続きそうだと為替が気になるようだ。


23日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の下落に連動して1ドル=100円前後に水準を下げた。終盤は欧州勢の売りで、一時99円台を付ける場面もあった。午後5時現在、100円10~10銭と前日比67銭のドル安・円高だった。始まり、100円30銭台で推移したドル円は弱含みで始まった株価に沿うようにして100円近辺まで下落。同水準で下げ止まると株価のゆるやかな下げ幅縮小に連動し、じり高となった。その後は午後に入り100円40銭台付近に浮上したが、プラス圏に持ち直した株価が再びマイナス圏に沈むとドル円も売りが強まった。一旦は100台前半で下げ止まったが、終盤になると欧州参加者の売りが強まり、一時99円90銭台半ばまで売り込まれた。その後は100円前後でのもみ合いが続いた。ドル円が99円台を付けることは目新しいことではなくなった。市場は、短期的にみれば下落トレンドに突入しており、下値を試す展開は続くと言う。市場では依然として取引材料に欠ける展開が続いており、週末のイエレンFRB議長の講演を見極めるまでは取引を手控える投資家が多いのではないかと言う。


今日は全部値を落として引けている。三菱重工が3%台、ホンダ、コマツとIHIが2%台、トヨタ、パナソニックが1%台、三菱UFJが1%未満で最も小さかったが、三菱UFJは落ちるところまで落ちているからなあ。円高傾向も実体経済を反映と言うよりは相場の仕掛けの道具のように思うがどうなんだろうか。


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