22日の日経平均株価は、薄商いでもみ合いが続いたが、ドルが底堅いことを交換して何とかプラス圏を維持して、前週末比52円37銭高の1万6598円19銭と続伸。東証1部の出来高は14億819万株、売買代金は1兆6278億円。騰落銘柄数は値上がり1412銘柄、値下がり446銘柄、変わらず115銘柄。市場は、円相場は1ドル=101円に接近しているが、依然として円高水準。手掛かり材料難で商いは薄い。今週は国内で大きなイベントはないが、週末のジャクソンホール会合待ちを理由に手控えムードであり、相場はこう着するのではないかとやや困惑のようだ。


22日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の早期利上げ期待や日銀の追加金融緩和観測に支援され、午後にかけてじり高となったものの終盤は利益確定売りなどにやや水準を切り下げた。午後5時現在、100円77~77銭と前週末比63銭のドル高・円安だった。ドル円はオセアニア時間に前週末のフィッシャーFRB副議長のタカ派発言や追加緩和を示唆した黒田日銀総裁のインタビューを材料に買いが強まり、一時100円80銭台を付けた。その後戻り待ちの売りなどにより100円30銭前後に軟化したが、東京時間の早朝から改めて買いが優勢となり、徐々に水準を切り上げた。午後も買いが継続し、午後3時前には100円90銭台まで上昇したものの、終盤は利食いや調整の売りに押され、100円60銭台に緩んだ。ドル円は米国の早期利上げ期待や日銀緩和観測を背景にショートカバー主体で水準を切り上げたが、101円では売りが控えているそうで同レベルに接近すると上値の重さが意識された。また、日経平均株価が小幅高にとどまったこともドル円の頭を抑える要因となった。この後は手掛かり材料が乏しい中、欧米勢がフィッシャー副議長や黒田総裁の発言をどう受け止めるか注目される。もっとも週末にイエレンFRB議長の講演を控えていることもあり、ドル円を一段と買い進めていく動きにはならないと言う。


今日は三菱UFJ以外はすべて値を伸ばして引けている。そうは言っても小幅な上げでトヨタ、ホンダ、パナソニックが1%台、三菱重工、IHI、コマツは1%未満だった。三菱UFJは1%未満だが値を下げている。金融株は堅いかと思ったが、どうもいけないようだなあ。


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