民進党の枝野幹事長は20日、さいたま市で講演し、秋の臨時国会で焦点となる見通しの環太平洋経済連携協定(TPP)承認案・関連法案について、「急いで批准をするべき状況ではまったくない」と述べ、拙速に審議すべきではないとの考えを示した。
枝野氏は、米大統領選の民主、共和両党の候補者がTPP反対に言及していることに触れ、「米国が批准する可能性は相当低い。交渉し直すことは選択肢としてある」と語った。
講演後には記者団に、「国会に報告すべき事項が報告されていない。TPP交渉に当たった甘利明・前TPP相が国会で説明できる状況になっている」と語り、政治活動を再開した甘利氏の説明を改めて要求した。
時間をかけようがかけなかろうが、説明を聞こうが聞かなかろうが、結局何らなすところのない民進党であります。
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