日本がODA(政府開発援助)で供与した多目的船が18日、フィリピンに到着しました。フィリピンと中国が領有権をめぐり対立する南シナ海などでの巡視船として使用される見通しです。
日本が供与した多目的船は全長44メートルで、暗視カメラなどが備え付けられているほか、操縦室は防弾になっています。フィリピンの沿岸警備隊が巡視船として使用する見通しで、合わせて10隻が再来年にかけて順次、納入される予定です。
フィリピンでは船舶の数が不足していて、中国と領有権を争う南シナ海などでの安全確保に向けた能力の強化が期待されています。
今回供与された多目的船は、防弾装備がなされているため、「軍用品」の扱いになりますが、おととし、安倍政権が防衛装備移転三原則を決定し、国際貢献目的での提供が可能となったものです。
ベトナムに供与した中古船とは違って立派な巡視船じゃないの。武装こそ装備されていないけど、・・。これが10隻で中国へのけん制になるかどうかは知らないけど何もないよりはずっとましじゃないか。
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