9日の日経平均株価は、米国株は利益確定で反落したが、ドルが堅調なのを好感して値を上げたが、上値は重く、それでも前日比114円40銭高の1万6764円97銭と続伸した。東証1部の出来高は18億9247万株。売買代金は2兆2254億円。騰落銘柄数は値上がり1246銘柄、値下がり581銘柄、変わらず142銘柄。市場は、後場の上げ幅拡大はポジション調整の動きもあるのではないか。日経平均は前日の大幅高に続く上昇で堅調ではあるが、目先は手掛かり材料に乏しいとややほろ苦い見方のようだ。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、夏季休暇による市場参加者の減少で薄商いとなる中、1ドル=102円20銭~40銭台で小動きとなった。午後5時現在、102円42~42銭と前日比14銭のドル高・円安だった。始まり、102円40銭台で推移したドル円は午前9時に向けて102円20銭台に小緩んだ。日経平均株価が切り返すとドル円も買い戻されて102円50銭に浮上する場面もあった。ただ、薄商いから追随買いはみられず、再び102円20銭台に緩んだ。午後も材料難から102円20銭台でもみあいが続いた。終盤は欧州株が底堅く開いたことでドル円も買われたが、102円40銭台に強含む程度だった。ドル円相場は終日、動意に欠ける展開となった。市場関係者が夏季休暇に入り、薄商いとなっている。お盆明け以降、参加者が戻るにつれ徐々に動きが出てくるだろうと言う。海外時間も、これといった材料はないようだ。
今日はトヨタ、ホンダ、三菱重工が下げた。下げたと言っても1%未満の微妙な下げだった。コマツとパナソニックは2%台の上げ、IHIは1%台、三菱UFJは1%未満だが、まあまあではある。世間は盆休みで閑散だが、休み明けはどう動くだろうか。これと言った材料もなくやはり16,500円辺りを挟んだ取引になるのだろうか。
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