菅義偉官房長官は8日の閣議後会見で、先週末以降、10隻以上の中国公船が沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域や領海に相次いで侵入したことについて「事態をエスカレートさせないよう中国側に強く求めていくとともに、毅然と、冷静に対処していく」と語った。
菅官房長官によると、8日までに最大14隻の中国公船が尖閣諸島周辺の接続水域に侵入し、領海にも延べ14回侵入した。8日午前10時現在、12隻が同接続水域内を航行または漂泊しているという。
日本政府は、杉山晋輔外務次官から程永華駐日大使に対し、累次にわたり厳重抗議を行っている。
国際法に基づいて毅然と対応と言っても相手は国際法など紙くずと言う国家だからなあ。しかし、日本としては撃沈するわけにもいかんだろうし、抗議しかないだろう。中国は2,3割は尖閣占拠と言う選択肢を持っているんじゃないだろうか。ただ、中国もここで武力紛争、しかもアジア第二位の軍事力を有する日本と事を構えると言うのは、勝てば南シナ海、東シナ海問題を一気に優位に進めることができるだろうが、失敗すると政権が持たない。日本の出方次第と言うところだろうか。戦前だったらもう応戦だろうが、今はじっと我慢しかないだろう。
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