5日の日経平均株価は、週末要因と米雇用統計待ちで手控え感が強く、上値が重い展開で、前日比44銭安の1万6254円45銭とわずかながら反落した。東証1部の出来高は18億8957万株、売買代金は2兆1988億円。騰落銘柄数は値上がり616銘柄、値下がり1213銘柄、変わらず141銘柄。市場は、米雇用統計を控えた週末となれば動きはとれない。日銀のETF(上場投資信託)買い思惑から下は売り込みにくく英金融緩和決定後の円相場に大きな動きも見られない。米雇用統計で方向性が出るかどうかが注目されるが、来週も引き続き決算絡みの個別株対応になりそうだとやや嘆き節のようだ。


5日の東京外国為替市場のドル円相場は、今晩発表される7月の米雇用統計を控えて積極的な取引は見送られ、1ドル=101円台前半で小動きとなった。午後5時現在、101円07~08銭と前日比33銭のドル安・円高だった。始まり、101円10~20銭台で推移したドル円は午前9時すぎに堅調な日経平均株価に連動して101円30銭台まで上昇した。株価がプラス圏でもみ合うのを眺め、ドル円も連動して上下に小動きした。午後に入ると米国の経済指標待ちの姿勢が一段と強まり、101円00~10銭台で方向感に乏しい値動きとなった。今後の米国の金融政策を見極めようと市場の注目は午後9時半の米雇用統計に集まっている。ただ、市場は、9月の利上げ観測は高まっておらず、一時的に反応しても中長期的に見れば雇用統計がドル円に与える影響は限定的だと言う。


今日は会社ごとに悲喜こもごも、まず上げたのはトヨタが3%ほど、パナソニックが1%台、三菱重工は1%未満、そしてIHIは変わらず、下げたのはホンダ、三菱UFJ,コマツでいずれも1%未満だった。どうも先が見えない状態だが、この状態そう簡単には解消しそうもない。


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