4日の日経平均株価は、米国株上昇に伴い買いが先行、しかし、円高傾向で日経平均は1万6千円を割り込むが、最後はドルが戻してプラスに転換、前日比171円78銭高の1万6254円89銭と3日ぶりに反発して取引を終えた。東証1部の出来高は22億7559万株、売買代金は2兆4633億円。騰落銘柄数は値上がり1159銘柄、値下がり717銘柄、変わらず94銘柄だった。市場は、1万6千円割れで日銀によるETF(上場投資信託)買いの思惑が下支えとなったようだ。日経平均株価は25日線を回復して終えたが、引き続き同線を意識する展開が続きそうだと言う。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価がプラス圏に浮上したことでドル円も一時1ドル=101円60銭台に上昇した。終盤は欧州参加者の売りが出て101円30~40銭台に伸び悩んだ。午後5時現在、101円40~41銭と前日比36銭のドル高・円安だった。始まり、101円20銭台で推移したドル円は高寄りした日経平均株価が値を削りマイナス圏に突入するとドル円も小幅に売られた。その後、横浜市で行われた岩田日銀副総裁の講演を受け、一部の市場参加者が期待していた追加緩和への踏み込みが無かったことで失望売りが強まったそうで、100円80銭台まで売り込まれた。ただ、同水準で下げ止まり、その後は買い戻された。午後に入り株価がプラス圏に再浮上したことにも後押しされ、ドル円は買い優勢となり、一時101円60銭台に浮上した。終盤は小幅にもみ合った後、欧州勢の売りが出たことで101円30~40銭台で取引された。市場は、日銀が次回の金融政策決定会合時に取りまとめる総括的検証への思惑が交錯しており、今後は総括的検証に絡む発言や動きが出るとドル円は突発的な値動きをする可能性があると警戒するようだ。
今日はどれもよく上げている。IHIが4%台、三菱UFJとコマツが3%台、ホンダ、三菱重工、パナソニックが2%台でトヨタだけが1%台だが、もともと値動きが落ち着いているのでそんなものだろう。しかし、いきなり5日で4円もドルが下げたり、なんだか訳が分からん。ほとんど投資家の心理だけで動いているような気がする。
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