杉山良行航空幕僚長は22日の記者会見で、最新鋭ステルス戦闘機F35について、10月に米ロッキード・マーチン社から初号機が引き渡されるとの見通しを明らかにした。引き渡し後は米アリゾナ州のルーク空軍基地で空自パイロットの操縦訓練が行われる。

 
F35は計42機の調達を計画しており、今年度予算では6機分を計上。今年度は4機の引き渡しが予定されており、来年度から三沢基地(青森県)に実戦配備される。

 
杉山氏はF35を導入する意義について「ステルス性とネットワークでたたける能力が向上する。防空戦闘における優位性が高まる」と強調した。


空自の戦闘機の数は280機で決して多いとは言えない。特に南西方面で中国機に対抗するには数では勝てないので質的な優勢を保つ必要がある。その意味でF35の配備は質的優勢に大きく貢献するだろう。ただ、戦力化されるには2,3年はかかるだろうからその間は現体制で対応しないといけない。F35は最終的には100機程度調達されるだろうが、能力向上型F15とF2で180機、F35が100機、その次の世代は国産のF3を200機と言うのは無理だろうかねえ。


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