8日の日経平均株価は、前半はそこそこ買いが入ったようだが、伸びに欠け、後半は円高や景気の先行き懸念で売られて、前日比169円26銭安の1万5106円98銭と4日続落。終値での1万5100円台は6月24日(1万4952円02銭)以来2週間ぶりの安値水準となる。週末要因に加え、現地8日に米6月雇用統計の発表を控えていることもあり、ポジション整理売りの流れとなったようだ。東証1部の出来高は18億4524万株、売買代金は2兆588億円。騰落銘柄数は値上がり199銘柄、値下がり1690銘柄、変わらず78銘柄。市場は、基本的に円上昇への懸念が強く、ETFの分配金ねん出売り観測や景気ウオッチャー調査の悪化などマイナス要因が重なった。バリュエーション的には1万4000円台半ばまで下押す可能性はあるが、まずは米雇用統計の結果を受けた為替動向が注目されると為替を注視しているようだ。
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の軟化を眺めて一時下値を試す展開となったが、終盤にかけては米雇用統計の発表を控えた調整的な買い戻しに下げ渋った。午後5時現在、100円61~61銭と前日比41銭のドル安・円高だった。始まり、100円60~70銭台だったドル円は、日経平均株価が堅調に始まったことから午前中はじり高で推移し、一時101円近辺まで上昇した。ただその後は、株価がマイナス圏に沈み、その後下落幅を拡大したことでドル円も値を消す展開となった。ただ、6日の安値水準である100円20銭近辺まで下落すると、終盤にかけて6月の米雇用統計発表を控えて調整的な買い戻しが入り、100円70銭近辺まで下げ渋った。米雇用統計について市場は、強い内容でも、英EU離脱や伊不良債権問題などを抱える欧州の情勢が落ち着くまではドルを買おうという雰囲気にはならない、米経済だけが良くてもFRBは利上げに踏み切ることはできないだろうと悲観的で、英EU離脱問題の影響の大きさを指摘する声が出ていた。
なんだか今日はなんていうのも嫌になってきたが、今日値を上げたのはホンダだけで1%未満のささやかな上げだった。下げが大きかったのは三菱UFJで1%台、三菱UFJだけで20万ほどの損失が出ている。この不良債権が、・・。トヨタ、三菱重工、IHI,コマツ、パナソニックはいずれも1%未満の小幅な下げ、ドルが何とかならないと株価も上がらにだろう。そう言えばドル建て保険を進められたが、昨年12月当時は、「ドルはこの先128円くらいまで行きますよ」などと言っていた。今から思えば夢のようで買っていたら大損だった。まあ為替はよく分からないし、ちまちましているので面倒だから嫌いなのだが、まあ、相場と言うのはとかくにこんなものだろう。
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