自民党のTPP(環太平洋経済連携協定)は、うそをつくつもりでうそをついたんじゃないですか。3年前の(参院)選挙のときも、3年半前の総選挙のときも、全国各地で断固反対とポスター貼りまくって選挙やってたんですよ。ほんとにこんなこと許されていいんですか。確かに、日本は貿易立国です。いろんな貿易協定を結ぶこと自体はいいことです。
でも、緑や空気や水やいろんなお金には換算できないかもしれないようなことを農業が守ってくれている。食の安全も守ってくれている。地域経済、地域社会を支えてくれている。そういうことをちゃんと守る。そのことがあった上じゃなければ、TPPみたいなものを進めちゃいけない。
エダ、お前が言うな。耳障りの良い言葉を連ねても何の意味もない。言語があって意味がないというやつだ。漱石も『野だは大嫌いだ。こんな 奴は沢庵石をつけて海の底へ 沈めちまう方が日本のためだ。』と言っている。あ、エダじゃなくて野だか。日本にとってTPPのような自由貿易協定は必要だろう。その中ではそれがプラスになるものもあればマイナスになるものもある。第一次産業にとってはマイナスかもしれない。日本の農業や漁業が生き残る道は大規模化とブランド化だろう。狭い土地にしがみついた個人の小規模零細農業では生き残れない。うそつきだの失敗だのと他人のやることの批判は誰でもできる。生き残る道を考えてその方向に誘導するのが政治家の仕事だろう。そうじゃないのか。
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