23日の日経平均株価は、英国のEU残留を先取りした動きで買い優勢の展開となり、前日比172円63銭高の1万6238円35銭と反発して、取引を終えた。東証1部の出来高は16億4188万株、売買代金は1兆5701億円。騰落銘柄数は値上がり1285銘柄、値下がり556銘柄、変わらず121銘柄だった。市場は、反発したものの、東証1部の売買代金は今年最低だった5月30日の1兆5604億円に次ぐ水準に低迷しており、迫力に欠けるとやや拍子抜けの態だったようだ。


23日の東京外国為替市場のドル円相場は、英国民投票の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードでの取引が続いた。午後には仕掛け的な売りで急落する場面もあったが、終盤はもみ合いながらもやや上昇し、1ドル=104円40~50銭前後で取引された。午後5時現在は、104円43~43銭と前日比04銭の小幅ドル高・円安だった。始まり、EU残留優勢との英世論調査の結果が伝わると、一時105円近辺に上昇した。ただ、その後は買い一服となり、104円70銭台を中心に小動きを続けた。仲値過ぎに104円80銭台まで上昇したが、すぐに104円60銭台まで下落した。その後は様子見ムードが強く、狭い範囲で値動き。英国で国民投票が開始された午後3時すぎ、薄商いを狙った投機筋のまとまった売りが出て104円10銭台に沈む場面も見られたが、その後はもみ合いながら徐々に値を上げた。国民投票が実施される英国は、天気予報では現地時間の昼過ぎから雨模様。離脱派と残留派が伯仲しているため、若年層が投票に行かないと離脱派が有利になると懸念する声が聞かれた。投票時間の締め切りは、日本時間の24日午前6時のため、同日の外為市場は早朝から出口調査の結果で相場が乱高下する可能性があると警戒しているようだ。


今日はすべて株価上昇で引けている。一番上げ幅が大きいのはIHIで5%台をつけた。もっと買っておけばよかったと欲を出すが、それは後の祭りと言うことだろう。パナソニックは3%超、ホンダと三菱UFJが2%台、僕の不良債権グループが頑張っている。トヨタと三菱重工は1%台、最優良株のコマツは1%未満だった。英国のEU離脱問題はなかなか難しい問題のようで専門家にも賛否両論があるようだ。ただ、EUとは言っても統一国家ではないのだから各国の主権は尊重すべきと思うが、どんなものだろう。こうした国家群は軍事経済に限定したものがいいと思うのだが、・・。


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