20日朝、険しい表情で舛添知事が都庁に現れました。

「舛添知事が登庁してきました。明日付けの辞職を前に都庁に来るのは今日が最後になるものと見られます」(記者)

政治資金の私的流用疑惑などについて、自ら辞職する形で責任を取りました。

 
問題の発端は、ファーストクラスやスイートルームを使った高額な海外出張経費でした。舛添知事は当初、高額な経費について問題ないとしていましたが、度重なる追及を受け、飛行機のファーストクラスやスイートルームは今後、使わないとしました。ところが海外出張経費をめぐり、20日に公開された資料から、新たに“不自然”な支出が明らかになりました。これが20日に公開された海外出張経費の詳細です。

 
一昨年4月に訪れた中国・北京。2泊3日の日程で総額が1000万円あまり。なかでもレンタカー代は207万円となっていました。

 
こちらは北京にあるレンタカー会社のホームページです。舛添知事は北京でドイツの高級車・メルセデスベンツのワゴンを利用しましたが、こちらの会社のホームページではベンツのワゴンが1日8時間、運転手付き、ガソリン代込みで1600元=日本円でおよそ2万5000円です。

 
「ありえない額ですね。仮に大型バスで手配されていたとしても、行き先にもよるが2500元ぐらい」(中国の旅行会社の日本人スタッフ)

 
さらに北京では、この他にも、“現地案内人”として150万円、通訳として60万円ほど、さらに現地で事務作業をするための部屋代131万円ほどが支払われていました。

 
「多く考えてもらっても(部屋代は)5000元~1万元ぐらい、1室で。ぼったくりですね、完全に。かなり水増し請求されていると思います」(中国の旅行会社の日本人スタッフ)

 
「極めて遺憾ですよね。一刻も早く公開すべきだったところを、辞めるからどうとでもなれというように、なげやりに公開しているように見えるので、ますます都政の信頼を失う態度だなと思う」(音喜多 駿 都議)

 
現地の相場を知る関係者が「考えられない」と口をそろえる海外出張の経費。舛添知事は21日に辞職しますが、20日、都庁を無言で後にしました。セレモニーも花束もない異例の退任劇。舛添知事は、これらの経費について今後、説明することはあるのでしょうか。


メディアもいつまでも目の敵だな。疑惑と言うが、疑惑も何もない。ただただせこいおやじと言うだけだろう。政治資金と言うのは、「いい世の中を作るために使ってくれ」と国民から負託された経費、それをわたくしするのは重々不届き、でもなあ、疑惑と言っても見ての通りで分かるじゃないか。自分の口から言わせたいということか。政治家なんて多かれ少なかれだろう。メディアも逆らうものは袋叩きだな。しかし、出張旅費で車借り上げ3日間で200万とか案内人150万とか通訳1日で59万とかこれってちょっとおかしいんじゃないか。これは都の職員が承知しているだろう。それを追及すれば良いんじゃないか。しかし、何をやっているか分からんなあ。


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