7月の参院選に向け、与野党の選挙対策責任者が12日のNHK番組で討論した。自民党の茂木敏充選対委員長は、与党が改選議席の過半数(61議席)という勝敗ラインを示していることに関し、民進、共産党など野党側に対し「民共で戦われるのだから民共も61(を目指す)と言っていただけたら、どちらが勝ったか、はっきりしてくる」と指摘。民進党の玄葉光一郎選対委員長は「3年後(の参院選)で自公過半数割れを起こせるような、踏み台になるような議席を取りたい」と述べたが、明確な目標議席は示さなかった。
茂木氏は「安倍晋三首相が国民の信を問う選挙だという観点から高い目標を掲げた。61議席を獲得し、しっかりアベノミクスを前に進めていきたい」と表明。公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「保守中道路線を選ぶのか、それとも社会主義、共産主義革命を目指す勢力が日本の政治の中心になっていくのか。日本のこれからの針路を問う選挙だ」と位置付けた。
玄葉氏は目標議席に関し、「(旧民主党は)前回負けすぎた。残念ながら一気に過半数という現状ではない」と語った。共産党の小池晃書記局長は「野党が協力して自民、公明と補完勢力を少数に追い込む。これが野党の共通の目標だ」と強調した。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は、1人区での野党共闘について「選挙のための野合、談合、もたれ合い、国民に対する裏切り行為だ。ばらばらの政策を持ち寄って、ばらずしのような選挙協力だ」と批判した。
当選目標を示せと言っても達しないと責任取らないといけないからねえ。それは選挙同好会の趣旨に反する。3年後は与党過半数割れだって、・・?そういうことがあるかもしれないが、民進党が消滅している可能性の方が高いんじゃないか。
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