翁長雄志知事は25日夜、日米首脳会談で日米地位協定の改定に言及がなかったことに「大変、残念だ」と述べた。両首脳の共同記者会見には「中身がまったく無い。運用改善では限界があることは明らかだ」と強い失望感を示した。沖縄県庁で記者団の質問に答えた。
 

その上で「これだけの負担があり、事件がある。再発防止と言っても、何も変わらない。地位協定に触らないことは、とても理解できない」と批判。日米安保体制を「砂上の楼閣に乗っている」と表現した。
 

また「首相は日本国民という言葉を使い、生命と財産を守ると述べたが、日本の中に沖縄が入っているのか疑問に思う」と述べ、沖縄に寄り添う姿勢が欠如しているとの認識を示した。
 

首相が米軍再編を進める発言をしたことには「これまでの発言に修飾語を増やして丁寧に説明しているが、中身はまったく変わらない」と批判した。


地位協定のどこをどう変えろと言うのかねえ。特に一般国際法と比較してもそうそうむたいな内容ではないと思うが、・・。地位協定が犯罪の温床になっているとか、様々な特典が与えられているとかいうが、どんな特典が与えられているというのかな。外交官であれば殺人を犯しても接受国において訴追されることはないが、そんな特典はどこにもない。軍人は公訴が提起されるまで被疑者の管理を米軍において行うという点を言うのだろうが、凶悪な罪については身柄は起訴前に引き渡されている。民間人である軍属・家族は何らそのような規定はない。要は法の裁きが下されればいいことだろう。そんなことばかり言うのは地位協定を知らないのか、事件を政治利用しているのか、どちらかだろう。被害者の方にはまことにお気の毒であるが、この種の犯罪はやった本人が非難されるべきだろう。政府や米国ばかりを非難するのは為にするところがあるとしか思えない。


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