25日の日経平均株価は、午前の円安傾向から円相場が下げ渋ったことなどで上げ幅を縮めたが、為替の落ち着きで盛り返して、前日比258円59銭高の1万6757円35銭と3日ぶりに大幅反発。終値での1万6700円台は20日(1万6736円35銭)以来3日ぶり。東証1部の出来高は16億1834万株、売買代金は1兆7826億円。騰落銘柄数は値上がり1333銘柄、値下がり474銘柄、変わらず146銘柄。市場は、売買代金は昨日よりも増えているが、依然として低水準で様子見が続いている。またも5月限SQ(特別清算指数)値1万6845円を超えられず、レンジ上限(5月19日高値1万6841円)から抜け出しにくい印象だと渋めの見方のようだ。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、売買材料に乏しく方向感のない動きとなった。午後5時現在は、1ドル=110円03~03銭と前日比50銭のドル高・円安だった。始まり、110円00銭前後で推移したドル円は午前9時に向けて買い優勢となり、110円20銭近辺に上昇。しばらく110円10銭台を中心にもみ合ったが、午後にかけては実需売りに109円80銭台に下落した。その後は材料難の中、109円90銭台を軸にレンジ圏での動きが続いた。日経平均株価が終日堅調に推移したにもかかわらず、週後半に伊勢志摩サミットやイエレン議長講演を控えていることから方向感に乏しい展開となった。市場では早期の米追加利上げ観測が高まっているが、来週以降、米雇用統計やイエレンFRB議長講演の内容次第ではさらに織り込みが進みそうだと言う、
今日もっとも上げたのは三菱重工で3%台前半、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは2%台、三菱UFJが1%台の後半、変わらなかったのはIHIで下落はなかった。売り買いは低調というからサミット待ちということだろうか。
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