23日の日経平均株価は、前場の下げを円伸び悩みなどで盛り返し、一進一退となって前週末比81円75銭安の1万6654円60銭と3営業日ぶり反落だった。東証1部の売買代金は1兆7092億円と今年最低となり、出来高も17億3082万株と低水準。騰落銘柄数は値上がり773銘柄、値下がり1018銘柄、変わらず162銘柄。市場は、後場も為替に連動した動きだが、日銀のETF(上場投資信託)買いが入ったとみられ、支えになった面もあろう。ただ、5月中旬以降、レンジ内の動きにあり、外国人投資家を動かすような材料が出ないと上値は難しいのではないかと渋めのようだ。
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の軟調を眺めて朝方から売られ、終盤は原油安や欧米株安を受けて一段安となった。午後5時現在、1ドル=109円51~56銭と前週末比76銭のドル安・円高だった。始まりは、110円10~20銭前後で取引されたが、4月の貿易黒字が市場予想を上回ったことや株価が軟調推移となったことで売りが強まり、仲値後には109円60銭前後まで下落した。午後には株価の下げ渋りを眺めて109円90銭台まで戻す場面も見られたが、終盤に入ると原油安や欧州株安を受けて一段安となり、一時109円40銭近辺まで水準を切り下げた。前週はFOMC議事要旨の内容やFRB高官のタカ派的な発言により買いが進んだが、買われた分の売りが出たようだ。今夜はブラード米セントルイス連銀総裁とウィリアムズ米SF連銀総裁の講演が予定されており、タカ派な姿勢が示されればドルが買い戻される可能性もあると言う。
今日はトヨタ、コマツ、パナソニックが値を下げた。三菱重工、IHIなどはずい分と上げている。どうしたんだろう。何かあったかな。
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