13日の日経平均株価は、米先物株価の軟化や週末の調整売りなどに押されて大きく値を下げ、前日比234円13銭安の1万6412円21銭と5営業日ぶりに大幅反落。終値での1万6500円割れは9日(1万6216円03銭)以来の安値水準となる。きょう算出の日経平均ミニ先物・オプション5月物SQ(特別清算指数)値1万6845円67銭に一度もタッチできず、「幻のSQ」となった。東証1部の出来高は25億197万株、売買代金は2兆5395億円。騰落銘柄数は値上がり410銘柄、値下がり1487銘柄、変わらず54銘柄。市場は、後場は日銀のETF(上場投資信託)買いが入ったとみられるが、現物の指値注文は買いが減る一方で売りが増えており、週末で利益確定売りが勝っている。来週は決算一巡で、市場の目は伊勢志摩サミット(主要国首脳会議、26-27日開催)に向けて政府がどう動くかが注視されるだろうと言う。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の下落を眺めて軟調となり、終盤は買いが優勢となった。午後5時現在は、1ドル=108円78~79銭と前日比15銭のドル安・円高だった。始まりは、109円05銭前後で推移。日経平均株価の高寄りを受けて朝方は一時109円10銭台に強含んだが、株価がマイナスに転じると仲値前後には108円70~80銭前後に水準を下げた。午後にかけては同水準でもみ合い、株価が大引けに向けて下げ幅を広げると、ドル円も108円50銭近辺に沈んだ。その後は欧州勢の参入により買い優勢となった。株安がドル円の重しとなった格好だが、夜の米小売売上高発表を前に、市場では高めの数字が出ると予想されており、それを見越したドル買いも出たと言う。一方で、最近のドル円は指標などに素直に反応しない側面がある。一段と買われるには相当強い材料が必要となるとドル高にはそれ相応の材料が必要とも言う。
今日はみんなダメ、IHI、パナソニックは3%台の半ば、三菱UFJとトヨタが2%台、ホンダと三菱重工が1%台、三菱重工とコマツだけが1%未満と何とか踏ん張ったが、全部下げた。トヨタの社長は経済の潮目が変わったと言うが、株価が下げるからドルも下げるのか、ドルが下げるから株価が下がるのか、何だか訳が分からなくなっているようだ。まあ、大元は中国と原油価格だろうが、・・。
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