2日の日経平均株価は、ドル安で暴落にも近い急落だったが、午後には先物がやや下げ渋り、そのため買いが先行し、下げ足が鈍って、前週末比518円67銭安の1万6147円38銭と大幅に5営業日続落。終値での1万6200円割れは4月12日(1万5928円79銭)以来約3週間ぶりの安値水準となる。東証1部の出来高は24億9517万株、売買代金は2兆6239億円。騰落銘柄数は値上がり168銘柄、値下がり1758銘柄、変わらず24銘柄。市場は、朝方に比べれば、日経平均1万6000円台キープでしっかりだ。もっとも、3連休中に何が起こるか分からず、もう一段押すか急速に戻すか、どちらに動いてもおかしくはないと読み切れない相場に逆転への期待をにじませた。


2日の東京外国為替市場のドル円相場は、明日からの連休を前に積極的な売買は見られず、方向感に欠ける展開だった。終盤に一時、1ドル=106円台後半まで上昇する場面がみられたが、その後は欧州勢などからの売りに押され、106円台前半に水準を切り下げた。午後5時現在は106円40~44銭と前営業日比1円99銭のドル安・円高だった。始まりは、106円台後半に上昇したが、上値は重く、買い一巡後は106円台前半に軟化した。正午すぎにかけて再び強含んだが、午後に入ると伸びを欠いた。終盤は前週の地合いを引き継いだ欧州勢などの売りが出たが、下値は限定的だった。2日の東京市場では新規材料が乏しい中、明日からの連休中に上下どちらに動くか分からない上、週末6日に米雇用統計の発表を控えていることもあり、売りも買いも出にくかったようだ。しばらくは、米指標と日本の当局者の言動を見ながら、やや神経質な動きが続くだろうと言う。


今日はパナソニックが、7%台の下落、三菱重工、コマツ、ホンダ、トヨタが、4%前後、三菱UFJが3%、IHIが2%と軒並み下落、しかし、日銀の金融政策なんて何をやってもあまり効果がないが、何で今回に限ってこれほど大きく相場が動いたんだろうか。きっかけが欲しかったんだろうか。仕掛けだろうか。これほど大きな影響があるとは思えんがねえ、日銀の経済政策に、・・。


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